ご挨拶

ようこそ、北海道大学病院 病理部/病理診断科へ!

病理部・病理診断科は、昭和50年10月、恩村雄太・北大医学部第二病理学教授(当時)を初代部長(併任)として検査部より独立して以来、40年余にわたり代々の熱意あふれるスタッフによって北海道大学病院の診療・研究の質を基盤から支えてきました。

病理学はとても幅ひろく懐の深い学問領域です。本学には、広く病理学の研究・学生教育などに軸足をおく合計7つの教室・部門(医学研究院・分子病理学教室、同・腫瘍病理学教室、医学院・分子診断病理学教室、歯学研究院・口腔病理病態学教室、保健科学研究院・病態解析学分野、北海道大学病院・ゲノム・コンパニオン診断研究部門、同・病理部・病理診断科)が置かれており、それぞれの特性を生かし、また相互に協力連携しながら業務を行っています。そのなかで私たち北海道大学病院病理部・病理診断科は唯一、診療としての病理診断・細胞診断や臨床教育・臨床研究のスペシャリストとしてその任務を負っています。

病理診断学や細胞診断学は、病める患者さんたちのための学問として常に新しいものであるとともに、経験と実践の学問という性格を色濃くあわせ持っています。病理技師が仕上げる精緻な標本、病理医が下す組織診断、それらを生むプロセスのひとつひとつに新しい知識のみではなく、科学的根拠に基づいた冷静な判断力、確かな技術(スキル)や経験、安全に対する高い意識が凝縮されているのです。

私たちはこれからも患者さんおひとりおひとりの、そして北海道大学病院の、ひいては社会全体の医療をさまざまに支えていきます。そして新しい時代に責務を果たす、優れた病理医・病理技師の育成に心血を注ぎ、私たちの経験や技術が次世代の基盤として正しく継承されていくようにこれからも心を砕いていきます。

このホームページのどこかが心に残った皆さん、ぜひ一度病理部/病理診断科を訪ねておいでください。きっと皆さんをワクワクさせる、新しい発見や出会いが待っています!

平成30年2月

病理部長・病理診断科長

教授 松野 吉宏